確かな気持ち

 確かな気持ちをいつまでも持ち続けることは難しい。

 ずっとずっとやりたかったこと、ずっとずっとしたかったこと、ずっとずっとそうありつづけたかったこと。それが外部のいろいろな要因で、揺さぶられる。自分の中に確かに強く存在していいるはずなのに。ぐらぐら、ぐらぐらと。

 たぶん、本当は迷いなんて今もないんだと思う。でも、僕はあなたを信じきれていない。僕が信じなきゃダメなんだ。だから、僕はただただ静かに迷いのない気持ちで、大きな覚悟と共に、ここで待ち続けよう。

 僕はいつだって、ずっとここにいるんだから。

 確かな時間が流れていたんだから。