雑記

見る前に渡米

僕がまだ大学生だった頃。 僕は一応、外国語を専攻していたこともあって、海外、とくにアメリカへの憧れが強くて、夏休みを利用して、友達とアメリカにいっしょに行こうという話になった。友人は高校時代に交換留学の形で渡米経験があったが、僕は渡米どころ…

”ぼうけん”に旅立たない、”ゆうしゃ”たちへ

”ゆうしゃ”は武器も装備もないまま、”ぼうけん”へと旅立った。”ゆうしゃ”は学校で戦いについてを勉強をしたりしなかった。 ”ぼうけん”に出る準備なんてしていたのなら、”せかい”は”まもの”たちによって滅ぼされてしまう。それよりも、ちんけなスライムたちを…

ダメだ、こころのざわめきが落ち着かない

今日、とある場所で、とある人から、思いもよらない怒りをぶつけられて、それで、こころのざわつきがとれないまんま、こうして夜更けを向かえている。そんなことなんか、さっさと忘れてしまって、つまらないことなんか気にしないで、自分がしたいもっと楽し…

怒りと苛立ちの先には何があるのか?

どうして人は人を傷つけようとするのだろうか。 自分を守りたいためだろうか。 自分自身の理想とする自分の姿、家族、社会。 そことの間に隔たりがあって苛立つ。罵声を浴びせる。 そして、それがいったい何の解決に結びつくのだろうか。 なにかが上手くまわ…

勝手にしやがれ。

他人とは、所詮、身勝手なものなんだなと思う。いろんな人から、いろんなことを言われ続けてきた。そこには、あまり大きな意味もなく、大きく騒ぎためるためではないかも知れないけれど、はやし立てたりもして。おそらく僕は、それに縮こまるように、少しず…

何かを生み出す訳

僕たちは、なぜ本を読み、映画を観て、音楽を聴くのだろう。そして、なぜ文章を書き、写真を撮り、歌を唄うのだろう。自分自身のことを誰もわかってくれず、他の誰のこともまったくわからない。そんな日でも、世界の片隅で生み出されたものたちは、そっと僕…

余力

僕らの人生のうち、どのくらいを仕事に費やしているのか。24時間ー睡眠7時間=17時間(1日の活動可能時間)17時間×7日=119時間(週の活動可能時間)仕事12時間×5日=60時間60時間÷119時間=50.4%実際には、これくらい。しかし、これに仕事へ行く準備や、帰…

35歳になって

先日、35歳になった。 20歳になったときは、たぶん、あまり実感がわかなかった気がする。大人になることが少し嫌で、もう少し10代でいたいような感じだったと思う。25歳になったとき、だいぶ大人になったなと思ったが、まだまだ実感なんてわかなかった。30…

「心に自由を与える50の質問」への回答

How old would you be if you didn’t know how old you are? 自分の年齢を知らないとしたら、何歳でいたい?⇒26歳。Which is worse, failing or never trying? 失敗するのと、やらないの。ダメなのはどっち?⇒やらないの。 If life is so short, why do we …

囲まれるんじゃなく、囲んでいく。

社会を生きるということは、毎日を生きるということは、自分の持つすべての時間を、自分の思うようになかなか費やせるものじゃない。どうしても。僕に与えられた役割だったり、責任だったり、義務だったり、そういったものをこなさなければならないものが出…

静かな世界

僕の住む部屋からは、新宿の高層ビルがとてもよく見える。 僕が昔、家族と一緒に住んでいた家の屋上からも、隣に住む伯母の住む家の屋上からも、新宿の高層ビル群はよく見えてた。きょうだいがたくさんいて、なかなかひとりになれないことが多かったせいか、…

人にやさしく

僕はいつだって人にやさしくありたいって思ってる。 それは、自分自身が傷つくことが嫌だから。自分自身が傷つくことをとても恐れているから。だから、考えすぎるくらいにいつも考えて、考えて、考えて。そうやって生きていたりする。それなのに、僕は結局の…

シンプルなもの

生きる上で、僕らはいつだって強欲だったりする。 いつだって、僕らは自分自身に自信がないから人以上のものを欲しがる。それは、他の人よりたくさんの量だったり、世でいいと言われてるものだったり、自分らしいとされるものだったり、他にはない個性的なも…

確かな気持ち

確かな気持ちをいつまでも持ち続けることは難しい。 ずっとずっとやりたかったこと、ずっとずっとしたかったこと、ずっとずっとそうありつづけたかったこと。それが外部のいろいろな要因で、揺さぶられる。自分の中に確かに強く存在していいるはずなのに。ぐ…

終わりとはじまり

すべてのものにはいつか終わりが訪れる。すべてのものはいつか失われてしまう。 だから僕は、そんな悲しみを忘れるために、いつだって終わってしまった以上の何かを始めればいいんだと思ってた。だから僕は、そんな痛みを忘れるために、いつだって失われてし…

世界ぜんたいの幸福

世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はありえない 僕は宮沢賢治のこの言葉がとても好きだ。一見、とても宗教じみていて、偽善のようにさえ思える。でも、この言葉は、そんな夢のようなものに向かって、現実を生きてもいいんじゃないかとさえ思わせ…

本物を見つける

僕らは生きていて、いったいどれだけの本物が見つけられるんだろうか。 本当に欲しかった物、本当になりたかった仕事、本当に会いたかった人、本当に叶えたかった夢。長く生きていれば、本物を見つけられることがどれだけ難しいか、僕らは痛いほどよく知って…

嘘と本当

嘘と本当。 世界にはたくさんの嘘が溢れてる。みんな、社会を上手に渡り歩くため、生きる痛みを紛らすため、平気でたくさんの嘘を口にする。それが、要領よく生きるための処世術だし、人生を楽しむコツだったりするらしい。 でも、みんな嘘をつきすぎてて、…

サイン

僕らの生きる毎日は、大抵が単調な日々の繰り返しで、昨日と今日と明日の間に明らかな区別をつけることはとても難しい。 そんなあまりに変わらない日常だけど、でも、本当はとても小さな小さな変化は確実に現れているものでもあったりする。それは、潮の満ち…

僕のためだけの真贋鑑定

絵画や、宝石、骨董など、いろいろなものごとで、真贋鑑定が行われてる。 でも、僕は真作であるか、贋作であるか、実は、そんなものはあまり大して意味のないことのように思う。それは、どこかの誰かが決めた判別式に過ぎなくて、自信のない人たちが自分じゃ…

あいまいみいまいん

今の日本は、とかくステレオタイプな社会だから、とかく人を決めつけたがる。そして、その役割で居ることを求められ続けられる。たとえば、明るい人、物静かな人、真面目な人、調子のいい人。 その方が、まわりにいる人たちにとってもわかりやすかったり、扱…

仕事

仕事について、このところよく考えてる。 僕は根本的には、仕事って、遙か昔の人たちがしていた農耕や狩猟のようなものだと思う。それは決して楽しいものじゃないし、基本的に辛いけれどがんばらなくちゃいけないもの。そうしないと、食えなくなって、死んで…

日々の幸福の向こうにこそある僕らの夢

夢はありますか? 昔、大人たちは夢がない子供たちのことを嘆いていたりした。そして、当時の僕たちは夢がなかなか見つからない自分たちのことを、何かが欠落したように感じずにいられなかった。 でも、どうなんだろうか。夢を持つこと、夢を叶えることは、…

成功後夜

金銭を失うこと。 それはまた働いて蓄えればよい。 名誉を失うこと。 名誉を挽回すれば、世の人は見直してくれるであろう。 勇気を失うこと。 それはこの世に生まれてこなかった方がよかったであろう。 『華麗なる一族』や『白い巨塔』の著者として知られる…

自分だけの尺度

僕らはいつだって、流されやすい風評なんかに一喜一憂して、揺さぶられて、生きている。世間の評判や、常識、モラルなんかくそくらえというほど、残念ながら僕も若くはないけれど。でも、そればっかりに流されない、自分の中での確かな価値観、自分だけの尺…

ギリギリヤング

僕は、もうすぐ30歳を迎えます。あと、半年弱で……。それでなのか、なんなのかよく分からないけれども、ものすごい閉塞感と、停滞感にこのところ見舞われています。別に日常は、ほどほどに忙しいし、それなりにやりたいこともやれています。人と会ったり、1…

やっぱり、その手の話は苦手ななもので

「池脇千鶴のヌードが見たくて映画を見に行った」なんて言ってる僕だけれど、やっぱり猥談は苦手なんだと思った。もちろん、猥褻は好き(笑)。 近くのラーメン屋に1人で行ったときのこと。中年に差し掛かったような男女が4人ほどで呑んでいて、話の内容か…