Entries from 2007-05-01 to 1 month

シンプルなもの

生きる上で、僕らはいつだって強欲だったりする。 いつだって、僕らは自分自身に自信がないから人以上のものを欲しがる。それは、他の人よりたくさんの量だったり、世でいいと言われてるものだったり、自分らしいとされるものだったり、他にはない個性的なも…

確かな気持ち

確かな気持ちをいつまでも持ち続けることは難しい。 ずっとずっとやりたかったこと、ずっとずっとしたかったこと、ずっとずっとそうありつづけたかったこと。それが外部のいろいろな要因で、揺さぶられる。自分の中に確かに強く存在していいるはずなのに。ぐ…

終わりとはじまり

すべてのものにはいつか終わりが訪れる。すべてのものはいつか失われてしまう。 だから僕は、そんな悲しみを忘れるために、いつだって終わってしまった以上の何かを始めればいいんだと思ってた。だから僕は、そんな痛みを忘れるために、いつだって失われてし…

世界ぜんたいの幸福

世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はありえない 僕は宮沢賢治のこの言葉がとても好きだ。一見、とても宗教じみていて、偽善のようにさえ思える。でも、この言葉は、そんな夢のようなものに向かって、現実を生きてもいいんじゃないかとさえ思わせ…

本物を見つける

僕らは生きていて、いったいどれだけの本物が見つけられるんだろうか。 本当に欲しかった物、本当になりたかった仕事、本当に会いたかった人、本当に叶えたかった夢。長く生きていれば、本物を見つけられることがどれだけ難しいか、僕らは痛いほどよく知って…

嘘と本当

嘘と本当。 世界にはたくさんの嘘が溢れてる。みんな、社会を上手に渡り歩くため、生きる痛みを紛らすため、平気でたくさんの嘘を口にする。それが、要領よく生きるための処世術だし、人生を楽しむコツだったりするらしい。 でも、みんな嘘をつきすぎてて、…

サイン

僕らの生きる毎日は、大抵が単調な日々の繰り返しで、昨日と今日と明日の間に明らかな区別をつけることはとても難しい。 そんなあまりに変わらない日常だけど、でも、本当はとても小さな小さな変化は確実に現れているものでもあったりする。それは、潮の満ち…

僕のためだけの真贋鑑定

絵画や、宝石、骨董など、いろいろなものごとで、真贋鑑定が行われてる。 でも、僕は真作であるか、贋作であるか、実は、そんなものはあまり大して意味のないことのように思う。それは、どこかの誰かが決めた判別式に過ぎなくて、自信のない人たちが自分じゃ…